タミフル(オセルタミビル)の脱カプセル方法・換算表。処方時の注意事項。

医療・薬・健康

2023-2024年シーズンで約4年ぶりのインフルエンザの流行となっています。その影響を受け、沢井製薬のオセルタミビルDS3%の限定出荷、さらにその影響を受けて同じくタミフルDS3%が限定出荷となってしまいました。

不足を賄うために、両メーカーからもそして国からも脱カプセル処方の協力依頼が出ています。では脱カプセルの方法をみていきます。

※この件に関する、厚⽣労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課からの 事務連絡(令和5年11⽉8⽇)がこちら

タミフル(オセルタミビル)75mgカプセルの脱カプセル換算表

新生児・乳児

中外製薬HPより引用(https://chugai-pharm.jp/content/dam/chugai/product/tam/dsyr/doc/TAM-000092.pdf)

幼小児

中外製薬HPより引用(https://chugai-pharm.jp/content/dam/chugai/product/tam/dsyr/doc/TAM-000092.pdf)

【参考】タミフルDS3%の体重別投与量

タミフルDSの投与量も参考に載せておきます。

新生児・乳児(1歳未満)

中外製薬HPより引用(https://chugai-pharm.jp/content/dam/chugai/product/tam/dsyr/od/doc/tam_ds_od.pdf)

幼小児(1歳以上)

中外製薬HPより引用(https://chugai-pharm.jp/content/dam/chugai/product/tam/dsyr/od/doc/tam_ds_od.pdf)

処方箋の書き方

過去にもタミフルDSが不足したことがありそのときの事務連絡に記載がありました。(平成21年11月6日事務連絡

・請求は実際に投与したカプセルの数量分を請求します。

・レセプトの摘要欄に、「タミフルドライシロップ不足のため」といった理由の記載が必要になるようです。

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