2023年11月国産のコロナワクチンがようやく製造承認。ダイチロナ筋注とは?

医療・薬・健康

2023年11月ついに国産のコロナワクチンの製造承認がおりました。これまでコロナワクチンにおいて日本は世界にかなり遅れをとっていました。現状では米国ファイザー、米モデルナ、英アストラゼネカが世界でも先行しコロナワクチン市場を席捲していました。日本のメーカー参入により今後どうなるか。

承認されたのが第一三共の「ダイチロナ筋注」です。2023年中に140万回分を供給する予定とされています。

ですので、12月の接種からこの国産コロナワクチンが使用されることになりそうです。

第一三共のプレスリリースはこちら

ダイチロナ筋注

特徴

  • 国産のmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン
  • 今まで承認されているコロナワクチンの初回免疫接種を完了した、「追加免疫」(3回目以降の接種)に使用します。
  • 1価オミクロン株(XBB.1.5)
  • 冷蔵保存

基本情報

用法用量:追加免疫として、1回0.6mlを筋肉内に接種する。

包装:1.5ml 2バイアル(1バイアル2人分)

包装:1.5m×2V

保管2~8℃の冷蔵でよい。

ダイチロナ筋注添付文書

副反応

ダイチロナはコミナティ(ファイザーワクチン)やスパイクバックス(モデルナワクチン)と比較して安全性に差はなかったとされています。

他メーカーのワクチンと異なるポイント

適用上の注意から

〇(薬剤調整時の注意14.1.6)保存剤を含まないため、一度針を刺したバイアルは2~8℃で保存し、24時間以内に使用すること。使用時には冷蔵庫から取り出し常温になってから直ちに使用すること。

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