湯屋FUROBAKKA(ふろばっか)は、富山県黒部市堀切に位置する新しい温浴施設で、2023年7月14日にオープンしました。この施設は、黒部の名水を利用した水風呂と、薪ストーブを使用した2種類のサウナが特徴です。リラクゼーションと瞑想のための静かな環境を提供し、訪れる人々に心身ともにリフレッシュできる場を提供しています。
今回は大浴場「黒部や」に家族で入ってきました。
設備と特徴
まずは施設内のマップがこちら。
まずは入り口を入ると総合受付があります。そちらに設置してある自動販売機で入浴券を購入し、受付スタッフさんに券を渡して入場するというスタイルになっています。
受付後、大浴場まで、やまさんひろばを抜ける道がなんともステキ。(下写真)
小さな村の中をあるいているようなそんな雰囲気にさせられます。
大浴場「黒部や」のお風呂は2つのみ
そして肝心のお風呂。
湯屋FUROBAKKAの大浴場「黒部や」には、内風呂と露天風呂があります。さらに、2種類のサウナ(山小屋サウナ、あなぐらサウナ)も完備されています。山小屋サウナは木製の小屋に薪ストーブがあり、セルフロウリュが可能で、大量の汗をかくことができます。あなぐらサウナはコンクリート製の小屋で、瞑想スタイルのサウナ体験を提供し、心身のリフレッシュを促します。
浴場は内風呂と露天風呂の1つずつで、スーパー銭湯のイメージで行くと少し物足りない感じ。洗い場も12程度しかなく、たくさんのお客さんを受け入れるというのは想定していないようです。
どちらかというとサウナに力を入れているのだなという印象。
水風呂と外気浴スペース
黒部の名水を使用した水風呂は深さ約160cmで、水温は13度と非常に冷たく、サウナ後のクールダウンに最適です。広い外気浴スペースもあり、椅子やベンチが設置されているため、サウナと水風呂を繰り返す「サウナリズム」を楽しむことができます。
水風呂は深さ90cmと160cmの土管型のものが1つずつと、通常の浴槽タイプの3つが用意されています。
家族風呂と貸切サウナ
今回は利用しませんでしたが湯屋FUROBAKKAには、家族風呂と貸切サウナも充実しています。家族風呂は10棟あり、そのうちの4棟にはサウナが付いています。また、貸切サウナは7棟あり、コンテナサウナとバレルサウナの2種類があります。家族や友人と一緒にプライベートな時間を過ごせる空間が提供されています。
どちらかというと大浴場よりもこちらの貸し切りの方に力をいれているような印象を受けました。
アクセスと施設情報
湯屋FUROBAKKAは、北陸自動車道「黒部IC」から車で約10分、あいの風とやま鉄道「黒部」駅からは車で約10分の場所に位置しています。公共交通機関を利用する場合も、アクセスが便利です。営業時間は10:00から23:00までで、年中無休となっています。
利用料金
湯屋FUROBAKKAの利用料金は以下の通りです。
- 大浴場
- 平日:大人900円、子供350円
- 土日祝:大人1,000円、子供350円
- 家族風呂(サウナ無)
- 小:3,000円~
- 大:3,500円~
- 家族風呂(サウナ有)
- 小:9,000円~
- 大:13,000円~
- 貸切サウナ
- コンテナサウナ:7,000円~
- バレルサウナ:8,000円~
また、会員制度もあり、会員になると割引が受けられます。
今回私たちが利用したのが日曜日で、しかも会員ではないので大人1000円、こどもの350円は良心的ですが、大人の値段はちと高いかなという印象。
アメニティ(大浴場)
公式ホームページには大浴場のアメニティの記載がありませんでした。
・リンスインシャンプー
・ボディソープ
脱衣所はコインのいらない鍵付きのロッカーとなっています。
タオルも用意されていないので持参する必要があります。
特徴と魅力
湯屋FUROBAKKAは、都会では体験できないような自然に囲まれた環境で、テレビやBGMのない静かな空間を提供しています。薪ストーブを使用したサウナや、名水を利用した深い水風呂は、訪れる人々にリフレッシュとリラクゼーションを提供します。また、外気浴スペースも広く、地植えの植物が成長することで、さらに自然との一体感を感じることができるでしょう。
まとめ
湯屋FUROBAKKAは、黒部市の自然を活かした癒しの空間で、訪れる人々に特別なリラクゼーション体験を提供しています。大浴場や家族風呂、貸切サウナなど、多様な施設を備え、サウナ好きから家族連れまで、幅広い利用者に対応しています。黒部市を訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
詳細情報や予約については、公式サイトをご覧ください: FUROBAKKA公式サイト
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