イトメンチャンポンめんが袋めん最強説

イトメンのチャンポンめんをご存知でしょうか。私が住んでいる富山県ではもはやソウルフードとも言えるべき昔からなじみのあるもの。そしてまたスープも飽きのこないあっさりした味で何度でも食べたくなります。

１９６３年に発売が開始されたロングセラー商品。

家にストックがないと不安になるぐらいおいしいのですが、全国的には知名度はそれほどないようです。

そんなめちゃくちゃおいしいのにあまり知られていないチャンポンめんについて調べてみました。

このチャンポンめん、チャンポンめんの名をつけながら実際はすごくあっさりした塩ラーメン的な味。かやくもエビ、シイタケというシンプルさで飽きの来ない味付けになっています。

チャンポンめんの名前の由来は、「野菜など、いろいろな具と一緒に食べてほしい」ということから来ているそう。なので長崎ちゃんぽんのような味とは全く違ったあじわいとなっています。

チャンポンめんをつくるイトメン㈱は、1945年創業で本社は兵庫県たつの市にあります。従業員は100名というそこまで大きくはない会社です。

取扱商品としてはチャンポンめんをはじめとする袋めんやカップ麺はもちろんのこと、そうめんやうどん、そばなどの乾麺も製造しています。

実はこのイトメン株式会社は日本で２番目に袋めん、カップ麺を作った老舗企業なのだ。（ちなみに日本で1番最初の即席めんはチキンラーメン）それなのに知名度が低い、ということで「残念なイトメン応援キャンペーン！」と題した自虐キャンペーンもやっているおもしろい会社。

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販売地域が少ない･･･

チャンポンめんの販売地域は現在、名古屋、北陸以西となっています。よって東日本ではほぼ見かけることがないようです。

北陸から関東圏に出ていった知人、友人などは北陸に帰省した際にチャンポンめんを爆買いしていく人もおられます。

北陸でも石川県の売り上げが全体の３割あるそうで、イトメン本社のある兵庫県とほぼ同じシェアなのだそう。石川県ではかなりのおなじみ商品となっているようだ。

過去に販売されていたそうだが再犯の要望も多く６０周年を記念して復活したのがブラックチャンポンめん。富山県で有名なブラックラーメンからきているのだろう、黒コショウをきかせたしょうゆベースのスープ。

スープは蝦醤（シャージャン）を使用し、より海鮮風味が鮮明になりました。かやくはエビを増量し、とんこつスープとマッチしています。

※蝦醤（シャージャン）はえびを原料にした発酵調味料。