令和5年5月8日からコロナ検査が有料に。自己負担額はいくらになるか。自己検査が一番安い?!

医療・薬・健康

5月8日からコロナウイルス感染症はインフルエンザと同じ5類感染症となります。

そうなると、今まで無料だったコロナ検査が有料になります。

一回の検査でどのくらいの費用がかかるかみていきたいと思います。

コロナ検査でかかる費用の基本的なもの

検査をするにあたり医療機関でかかる費用の基本的な項目として、

  • 初診料・再診料
  • 検査料
  • 判断料
  • 院内トリアージ実施料

迅速検査キット使用の場合(SARS-CoV2抗原検出(定性))

まずは検査のみの保険点数をみていきます。

コロナウイルス単独の検査で300点、判断料(免疫学的検査判断料)が144点で合計444点となります。

444点= 4440円なので、

自己負担額は検査だけで、

3割負担の方で、133

1割負担の方、440円

になります。

PCR検査をした場合(SARS-CoV2核酸検出(検査委託、外ともに))

さらにPCR検査をした場合の保険点数が、検査で700点、判断料(微生物学的検査判断料)150点で合計850点となります。850点 = 8500円

自己負担額は検査だけで、

3割負担の方で、2550円

1割負担の方、850円

になります。

コロナ・インフルエンザ同時検査の場合

なお、5月現在でまだインフルエンザも流行していますので、もし同時検査を実施された場合。

検査料420点 + 判断料144点 = 564点

となります。自己負担額は、

3割負担の方で、1692円

1割負担の方、560円

になります。

※PCRで同時検査した場合は、コロナ単独の検査と点数・事故負担額は同じです。

またコロナ検査に際して以下の項目も点数として加算されます。

院内トリアージ実施料

必要な予防策を講じた上で外来診療を実施した場合。

検査医療機関として登録している場合、300点。

それ以外の医療機関、147点

救急医療管理加算Ⅰ

家庭内の感染防止策や、重症化した場合の療養上の指導を実施した場合。(指導内容の要点を診療録に記載すること)

147点

初診料・再診料

そして医療機関を受診すると必ずかかる初診料・再診料。

初診料 270点

再診料  69点

合計いくらになるか

では以上の項目を合計すると、

3割負担の方で、 2000円~3500円程度(PCR検査であればさらにプラス1000円ほど)

1割負担の方で、 700円~1200円程度(PCR検査であればプラス400円ほど)

あくまでおおよそですが以上のような自己負担が発生します。

自分で検査をした方が安い!?

というわけで、コロナ検査で受診すると安くはない金額がとられることがわかりました。またいちいち医療機関を受診していては時間もとられてしまいます。そんな方には自己検査をおすすめします。

以下、1500円程度で購入できる検査キットのリンクです。(1個から買えて、なおかつ送料無料)

※また自分で検査キットを選ぶ場合は、「研究用」ではなく「一般用」「医療用」を選んでください。

5月8日以降は陽性者登録も必要ない

5月8日以降はコロナに感染しても感染者の登録は必要ありません。ですので自己検査で陽性となった場合、自宅療養し症状が悪化した場合は医療機関を受診するといった流れになります。

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