日本で承認されているコロナウイルスワクチン一覧

現在日本で承認されているコロナウイルスワクチンについて書いていきたいと思います。

202２年２月現在で日本で承認されているコロナワクチンは３種類あります。また今年4月までには、ノババックス社ワクチンも承認される予定です。

コミナティ

日本で初めに承認されたワクチンがこちら。

ワクチン種類

コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン

メッセンジャーRNAワクチン

製造販売元

ファイザー

用法・用量

1回0.3mlを合計2回。

追加接種（３回目）0.3mlを１回。

3週間間隔で筋肉内に接種する。

１バイアル：0.45ml

希釈

必要。

日局生理食塩液1.8mlにて希釈。

保管温度

-90〜-60℃

使用期限:冷蔵（2〜8℃）保管で1ヶ月

コミナティ筋注５歳～１１歳用

ワクチン種類

コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン

メッセンジャーRNAワクチン

製造販売元

ファイザー

用法・用量

1回0.2mLを合計2回、通常、3週間の間隔で筋肉内に接種する。

１バイアル：1.3ml

※成人用とは薬液濃度が異なります。

希釈

必要。

日局生理食塩液1.３mlにて希釈。

保管温度

-90〜-60℃

使用期限:冷蔵（2〜8℃）保管で1ヶ月

バキスゼブリア筋注（アストラゼネカワクチン）

ワクチン種類

ウイルスベータワクチン

製造販売元

アストラゼネカ

用法・用量

1回0.5mlを合計2回注射

4週〜12週間隔筋肉内注射

希釈

必要なし。

1バイアル5ml

保管温度

2〜8℃

一度針を刺したものは室温保存で6時間以内、2〜8℃保存では48時間以内に使用すること。

スパイクバックス筋注（旧販売名：COVID-19ワクチンモデルナ筋注）

ワクチン種類

コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン

メッセンジャーRNAワクチン

製造販売元

武田薬品工業

用法用量

1回0.5mlを2回

4週間間隔で筋肉内に注射

追加接種（3回目）は半分量の0.25mlを1回。

1バイアル5ml

包装：1箱10バイアル入り

希釈

必要なし

保管温度

-25〜-15℃で凍結した状態で保管。

使用前、解凍後、遮光して2〜8℃で最長30日間、8〜25℃で最長２４時間保存することができる。

また一度穿刺したバイアルは、２~２５℃で初回穿刺から最長１２時間保存できる。

注意点

追加接種（３回目接種）は、１バイアルあたり15回以上接種可能。ただし20回を超える薬液の吸引は不可です。

ノババックスワクチン

ワクチン種類

組換えタンパク質

製造販売元

武田薬品工業

用法用量

2回。

3週間間隔。

（こちらの情報はまだ添付文書がないので正確ではありません。）

保管温度

こちらも正式な文書がないのでわかりませんが、冷蔵での保管が可能なようです。

厚生労働省は2021年9月7日に1億5000万回分の供給を受ける契約を結んだ。国内で薬事承認後、2022年初めから同社製品の供給を受ける予定。流通は武田薬品が行う。

一覧表

ワクチン名	種類	製造販売元	希釈	薬液量	初回接種回数	接種間隔	保管温度
コミナティ	ｍRNA	ファイザー	必要	0.3ml	２回	3週間	-90~ｰ60℃
バキスゼブリア筋注	ｳｲﾙｽβ	アストラゼネカ	不要	0.5ml	２回	4~12週間	２~８℃
COVID-19ﾜｸﾁﾝﾓﾃﾞﾙﾅ筋注	ｍRNA	武田薬品工業	不要	0.5ml（追加0.25ml）	2回	4週間	-25~ｰ15℃
ノババックスワクチン	組み換えたんぱく質	武田薬品工業			2回	３週間