伝え方が9割
文章も苦手、コミュニケーションも不得意だった著者が独自に学んだ、伝え方の真髄を学べる一冊。
伝え方、とあるが内容的には相手からイエスを引き出すコトバの作り方、強いコトバ(より気持ちや雰囲気がのったコトバ)の作り方が書かれたものだ。
なので、説明してもなかなか人に伝わらなくてもどかしい思いをしている人が読む本ではない。
著者、佐々木圭一さんとは。
1972年9月30日生まれ。神奈川出身。
大手広告代理店の博報堂に就職したという著者佐々木圭一さん。文章が苦手なのにコピーライティングの部署に配属されるという、運の良さ(?)。
当然のことながら全くうまくいかず、同僚からも取り残される状況の中、キャッチコピーの法則を発見し、カンヌ広告祭で金賞まで取った強者。作詞家でもあり、CHEMISTRYなど曲の詩を書いている。
この本を出した後に博報堂を退社し、現在は株式会社ウゴカスを設立し日本人のコミュニケーション能力アップをミッションに講演や研修を行ったり、広告制作を手がけているそうだ。
伝え方が9割
この本の目次
はじめに
伝え方はシンプルな技術がある
第一章
伝え方にも技術があった!
- 確率0%を、アリに変える!
- 大切だとわかっているのに、誰も鍛えていない「伝え方」
- 伝えることが苦手だった私
- 「伝え方に技術がある!」と気づいたできごと
- いちど知れば、伝え方は一生あなたの武器になる
- どんな資格より、まず伝え方を学べ
- 個人発信力が求められている時代
- コトバの一般常識にサヨナラ
- ほとんどすべての人が自己流。つまり学べば突出できる
- 第一章まとめ
第二章「ノー」を「イエス」に変える技術
- コトバは「思いつく」のではなく「つくる」ことができる
- 結果を変える「お願い」コトバのつくり方
- 「イエス」に変える3ステップ
- はじめは丁寧に、レシピ通りに
- 「イエス」に変える「7つの切り口」
- 「お願い」は相手との共作だ
- この瞬間から、技術を使ってみる
- コトバの力だけで突破する
- 「ノー」を「イエス」に変える技術を毎日に
- 第二章まとめ
第三章「強いコトバ」をつくる技術
- 誰にでも、強いコトバはつくれる
- 世の中の情報量は、10年で約530倍になった
- 同じ内容なのに強いコトバと弱いコトバがある
- 「強いコトバ」とは?
- コトバエネルギーをどう生むか
- 「強いコトバ」をつくふ5つの技術
- 5つの方法を駆使すれば、無限にコトバはできる
- 人間の本能に基づいたコトバはグローバルだ
- 10分で「強い長文」をつくる技術
- メールは感情30%増量でちょうどいい
- 人を動かすのは、ルールではない。感動だ
- 第三章まとめ
おわりに
あなたの宝の地図を見つけよう
伝え方が9割
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